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ギリシャの旅⑱

ギリシャ6日目の午後は自由行動、私たちは国立考古学博物館へ。

地下鉄でも行けるそうですが、語学がダメな私たちにとって一番安心な行き方ということで、いったんホテルへ戻り、ホテルでタクシーをお願いしました。
雨でタクシーが混んでいるということでちょっと待たされましたが、とても感じの良い運転手さんでした。



走る車の中から見た、ギリシャの国会。


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国会の道路を挟んで向かい側がシンタグマ広場、アテネの中心の広場で、屋台が並び賑わうそうです。



国立大学のトップ、名門アテネ大学。1837年に創設された西地中海地域において最も歴史ある大学です。


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高い塔の上の彫刻は、女神アテナ、アテネの守護神。屋根のすぐ下の三角形になっている壁面には女神アテナの誕生の様子が彫られています。





ほどなく、国立考古学博物館に到着。


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1821年の独立戦争後から国内の貴重な美術品の保護収集が始まり、1881年に国立考古学博物館として現在の建物に作品が収められたそうです。

チケットを7€で買い中へ。結構混んでいました。


2階建ての館内には、56の展示室があり、時代別に作品が収められています。


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最初の部屋には、日本の土偶を思わせる素焼きの素朴な人型がありました。



ミケーネ遺跡の円形墓地から出土した黄金のマスク。


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BC16世紀、ミケーネを統治した王族のもので、口ひげを蓄えているのがこの時代からの特徴だそうです。


かなりの数の黄金の出土品がありました。


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熊のマスクもありました。


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それにしても、黄金はこれだけの年数が経っても美しいままに存在し続けるのですね。



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それからたくさんの壺。


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いい型で、絵柄も素晴らしいです。


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古代ガラスの器。


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幾何学様式の大型の壺。BC760年~750年のものです。


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アテネの古代墓地で出土、墓碑の装飾に用いられていたと推測。



この時代の彫刻。


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クーロス像。クーロスはアルカイック期(BC700~500年頃)に墓像などとして作られた青年裸体像。


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博物館にはクーロス像が多数ありました。




アテネの古代墓地で見つかったクーロス像の台座部分。レスリングをしているシーンが彫られているので、古代のスポーツ選手の墓だったと推測されています。


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アルテミオンのポセイドン像。


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エヴィア島北側、アルテミオンの海底から見つかったブロンズ像。ポセイドンといわれるが、ゼウスという説もあるそうです。



部屋には多数の彫刻。


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可愛いワンコの彫刻もありましたよ。


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学生時代に、デッサンしたことを思い出します。


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馬上の少年像。アルテミオン沖の海底で見つかった躍動感あふれるブロンズ像で、ヘレニズム期の傑作。


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アフロディーテと牧神パンとエロスの像。


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言い寄るパンを、女神アフロディーテがサンダルで叩こうとするユーモラスな作品。エロスもパンの角をつかんでとおざけようとしています。
デロス島の大富豪の邸宅跡で発見されました。




アテナ・パルテノス像。


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アテネ市内で見つかった、パルテノン神殿の神室内に安置されていたフェイディアス作の女神アテナの像の模索。本物の1/12サイズで作られています、本物は失われました。


左手で盾と槍を支え、右手に勝利の女神ニケを載せ、衣の上に蛇の総(ふさ)とゴルゴンの首のついたアイギスを当て、頭にはペガソスとスフィンクスで飾られた冑をかぶっていた。
盾の表には巨人族と戦う神々、裏にアマゾン族と戦うギリシア人が描かれ、盾の内側にはアクロポリスの蛇がとぐろを巻き、台座にはパンドラの誕生が表されています。



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ギリシャ神話によると、アテネの誕生は実に不思議なお話。
ゼウスの一番最初の后はメティスと言う知恵の女神。「メティスとの間に生まれた子は、男であれ女であれ非常に聡明かつ剛毅であり、もし男であれば父をしのぎ、やがて天空と人間たちの頂点に立つだろう」という予言を告げられます。
クロノス、ゼウスはそれぞれ父を倒して、頂点につき、ゼウスもまた、子に追われる運命だという予言です。

メティスが身籠もると、ゼウスは妊娠したままのメーティスを素早く飲み込み、禍根を断とうとしました。
不死であるメティスはゼウスの中に生き続け、その有り余る知恵をゼウスにささげ、ゼウスは全知全能を誇る事が出来た。
しかし、その時の胎児はゼウスの中で成長を続け、ついにはゼウスが頭痛に悩まされ、そのため斧で頭を割った時に、金色の武装を纏って産まれたのが、女神アテナ。ゼウスはこの娘を非常にかわいがりましたというお話です。




この彫刻も素晴らしかったです。


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ミロス島のポセイドン像。


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右手にはトライデント(三又の矛)が握られていたとされています。足元にはイルカがいます。



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私は彫刻には詳しくありませんが、これだけ素晴らしい彫刻を多数見て、深く感動しました。
素人の私にも少しは彫刻を見る目が持てたような気がします。
彫刻家を目指す方でしたら、必見です。



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素晴らしい作品に堪能した後は、アテネの町を散策。

それはまた、次回に。



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