ギリシャの旅⑰

ギリシャ6日目。

3日間、滞在したホテルの朝食。ビュッフェスタイルで、毎朝美味しくいただきました。


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ホテルから徒歩で、アクロポリスの丘を上ります。残念ながら雨降りです。

古代ギリシアのポリスのシンボルとなった小高い丘(高さ約70m、全周約800mの石灰岩の丘)の上に、聖域アクロポリスが広がっています。


最初に見えてきたのは、この高い壁。


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ヘドロ・アクティクス音楽堂の壁です。



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中に通じているアーチから、覗いたところ。


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紀元161年にアテネの政治家で大富豪のヘロド・アティクスが建設し、市民に寄贈した音楽堂。
斜面に設けられてた32段の客席に5000人を収容。

現在も毎年6月から9月に開催されるアテネ・フェスティバルのメイン会場として利用され、世界中から有名アーティストが集まり、コンサートや野外劇が催されるそうです。

ギリシャは春夏秋はほとんど雨が降らないそうで、野外でも大丈夫なのだそうです。


アクロポリスの丘の3方は断崖絶壁、西側が唯一の参道となっているので、西側に回り込み、チケット売り場でガイドさんがまとめて購入。チケットは他の6施設とのコンビチケットで、次の日に大いに役立ちました。



最初に見えてきたのがアテナ・ニケの神殿。


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紀元前5世紀のペルシャ戦争の勝利を記念して建設されたもので、勝利の女神ニケに掲げられました。
勝利の女神が永遠にアテネに留まるよう、翼の折れたニケ像を安置したそうです。




先ほどの音楽堂を上から見たところです。


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前門へと石段を上ります。


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聖域への入口となる前門。


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前5世紀に建設され、列柱の左右に部屋があり、現在修復中でした。北側の部屋は絵画館として使われたそうです。




パルテノン神殿。いまも修復が続いています。


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アクロポリスの丘には、紀元前12世紀頃に最初の神殿が建てられ、戦争時には要塞として利用され、前480年にはペルシア軍により完全に破壊され、礎石のみが残っています。

現在残る主な遺跡が建設されたのは、アテネの最盛期、前5世紀頃。
パルテノン神殿をはじめとする壮麗な建築物が次々に造られました。
それから数世紀にわたりアクロポリスは聖なる地として信仰を集め、南側の劇場や音楽堂では、神々に奉げる音楽や劇が催されたそうです。


外側は46本の柱で囲まれています。



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東側が正面。


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前室、神室、乙女の間、後室があり、現在内部は立入禁止。神室には、金と象牙を用い高さ12mのアテナ像が置かれていたそうですが、5世紀にビザンチン帝国により、パルテノン神殿はキリスト教会に改修され、アテナ像はコンスタンチノーブルへ持ち去られてしまったそうです。


破風やメトーブとよばれる浮彫板にはオリンポスの神々や神話の場面などの彫刻が施されていたそうですが、キリスト教の偶像破壊運動により、削り取られたそうです。

その後、オスマントルコの支配下では、モスクに改築されながら存続し、1687年にヴェネツィア軍の砲弾を受け完全な廃墟に。


東側の破風に彫刻の一部が残っていました。


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現在見られる建物が復元されたのは19世紀になってから、英国のエルギン卿がアクロポリスの発掘を行い、持ち帰った彫刻類は大英博物館に収蔵され、ギリシャ文化が再評価されました。

今年の春にはイギリスへ行き、大英博物館で、パルテノン神殿の彫刻を間近に見ることができたことを思い出し、良かったと思いました。






パルテノン神殿の横には、エレクティオン神殿があります。紀元前406年に完成した神殿で、アクロポリスで最も神聖な場所とされ、複数の神を祀っているため、やや複雑な構造となっています。1987年に復元されました。


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南側には女神像の柱カリアティードが見られます。


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こちらが東側。


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東側の神室には木像のアテナ像が安置されていたそうです。中庭にはオリーブの聖木が植えられ、西側神室にはポセイドン、火と鍛冶の神ヘファイストスも祀られていたそうです。




高い丘なので、風も強く、暴風雨でした。

再び前門へ。


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門からの眺め、アテネの町が一望できます。正面に見える門はブーレエの門。ローマ時代末期に建設されたと言われています。


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下に降りて、見上げたところ。正面が前門、右側がアテナ・ニケの神殿です。


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この後、解散し、自由行動。

私たちは国立考古博物館へ行きました。続きは次回。



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