イギリスの旅⑫ 大英博物館Ⅰ

憧れの大英博物館にようやく到着。


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多くの人で賑わっていました。


中に入ってすぐ右側には、ビンテージ品のレプリカを販売しているお店(とても高価なので心惹かれず)。左側はクローク、お土産物屋さん。

直進すると、グレートコート。円形の閲覧室を囲むかたちで丸い屋根、2000年の大改築の際に新たに作られたエリアです。


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ここに館内インフォメーションやマルチメディアガイドの貸し出しカウンター、お土産ショップやカフェなどもあり、このグレートコートを囲むように展示室が配置されています。
(ここにあったお土産の『あひるスフィンクス』の写真を撮り損ねたことを、後悔することに。この後、観光先でいろんなあひるに出会い、あひるスフィンクスをなぜ撮らなかったんだろうと。
この時には、素晴らしい美術品に圧倒され、こどものおもちゃのあひるなど、あらまぁ、ぐらいにしか思わなかった。)



グレートコートの西側(正面玄関から見て左手)に進み、ロゼッタストーン。


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歴史の教科書で、何度となく見たものを、目の前で見られて感動。思っていたより小さかった。

年代はBC196年。同一内容がヒエログラフ、デモティック、古代ギリシア文字で記されているので、1822年にシャンボリオンが解読に成功し、エジプト文明の歴史が次々と明らかにされた。子供の頃、ロマンスを感じ、エジプトにも憧れたものです。

しかし、何事にも飽きっぽい性格の私は、この後の歴史は何やらいろんな事がごちゃごちゃしてきて、いつも挫折。特に世界史については、まるっきり理解不能になってしまって。

でも、こうして外国旅行をすると、現物を目にして実感でき、身近に感じられ、感動します。



古代エジプトの彫刻エリア。


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アメンホテプ3世の頭像。新王国時代第18王朝のファラオ。

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先の尖った王冠は上エジプト冠、平たいものが下エジプト冠、このように2つが合わさったものが二重冠とよばれ、エジプトが統一された時代のファラオということがわかるそうです。

また当時のファラオは付け髭をつけていたといわれ、この像では欠けてしまっているものの、ひげを固定する紐の部分が見られます。




ラムセス2世の胸像。美しい、日本の仏像も心から美しいと感じますが、これらエジプトの彫刻も美しい、涙がじわっと滲みました。


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年代はBC1270年頃。新王国時代第19王朝のファラオ。テーベの祭神殿にあったもので、1816年にイギリスへと運ばれたそうです。
ラムセス2世は、67年の間エジプトを治め、繁栄に貢献し、神殿など多くの遺跡を残したことでも知られます。

右胸の穴は、ナポレオンが持ち帰ろうとしたが、あまりの重さに断念、その時の努力の跡だといわれます。イギリスも持ち帰るのには大変な努力をしたそうです。



このエリアだけでも、何時間でもいられそうでしたが、限りある時間、他のものを探しに、次の西アジアのエリアへ。


西アジアの入口、左右対になっている人面有翼牡牛像。年代BC710~705年頃。


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アッシリアの城門に飾られた守護神。
巨大でした、館内で一番大きい展示物だそうです。この重さを支える床は、また相当頑丈に造られていると思います。




ニネベ・ライオン狩りのレリーフ。年代はBC645~635年頃。


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西アジアのエリアの壁一面に展示されています。ニネベは古代メソポタニア北緯にあったアッシリアの都市。今のイラン北部です。
アッシュール・バニパル王のライオン狩りの様子を描いています。
ライオンから民衆を守ることは王の務めであり、強さの象徴でもあったが、このころには王の偉大さを見せつけるため、生け捕りにしたライオンを民衆の前で放ち殺していたそうです。ライオンが可哀そうです。




ヌルイデス・モニュメントン。年代BC390~380年。


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リキュアの都クサントス(現在のトルコ南西部)で発見された神殿風の墓廟。君主アルビナスの功績をたたえるために造られたと考えられています。薄い衣をなびかせる女性の像は、海の神ネレウスの娘たち。レリーフにはギリシアとペルシアの戦いの場面が描かれています。



次は古代ギリシャ、ローマのエリア。

パルテノン神殿の破風彫刻。年代はBC438~432年。

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薄い衣をまとっている、この表現力、すごい!



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筋肉、筋まで息づいているよう。




古代ローマの器。


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昔の物とは思えないぐらい綺麗。



このエリアの隣はギャラリー・カフェ、昼食をいただきました。

セルフサービスで、食べたいものをとり、お会計。注文しなくていいから楽。


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イギリスで、私はこの甘くないクレープのようなもので巻いたサンドイッチのようなものが美味しくて、ドライブインなどでもよく見かけ、何度も食べました。

今度、家でも作ってみようかな。


大英博物館では、日本語のマルチメディア・ガイドもあり、借りましたが、ゆっくりと説明を聞いていると何時間もかかりそで、途中からとばしてとばして。

いま改めて写真を整理しながら、調べなおして、ああそうだったのかと。



大英博物館の元は、個人のコレクション。それらを国に譲り公開されたのが始まりで、その後も政府外交官たちが拡大に貢献、膨大な数の展示品が収蔵される博物館となったそうです。

人類の遺産ともいうべき品々を、世界中から持ってきてしまって、いいのかとも思いますが、現地にあったら政局が不安定になったら壊されてしまったり、どこかへ売られてしまったりで、なくなっていたと思います。

年中無休で、入場無料。すべての人々がこれらの貴重な品々を間近でみられることができる、それは良いと思います。


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