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アンコールワットとベトナムの旅 その7

少しずつ、春に向っているようで、一頃よりは寒さが和らいだようだが、まだまだ寒い日々が続いています。
でもカンボジアは連日30度以上、とっても暑かった。


さて、前回の続き。

アンコールワットのタ・プロム遺跡では崩れている個所も多く見られました。


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発見当時の姿をとどめていますが、他の遺跡同様、修復や保存もしています。


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次に向かったのは、タ・ケウ。


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ヒンドゥ教寺院として10世紀中頃から建設され、王の死や内戦により工事が中断し未完のままとなったそうです。5層の基壇をもつ大きな寺院で、高さは現在約30メートル、崩壊前は50メートル以上あったそうです。未完成ゆえか、レリーフは一部にあるのみ。

上の方に上っている人もみられましたが、私たちは写真タイムのみで次の遺跡、バンテアイ・スレイへ。


バンテアイは砦、スレイは女で、「女の砦」とよばれているそうです。


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大部分が赤い砂岩により建造されています。規模は小さいけれど、精巧で深くほられた美しい彫刻が全面に施され、観光客には大変な人気があり、「アンコール美術の至宝」などと賞賛されています。


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象3頭の上に乗った神様が描かれています。
象の下に獅子頭のように描かれているのはカーラ、死者の王、日本では閻魔大王といったところ、食欲旺盛で自らの体をも食い尽くしてしまい、顔面のみの姿になったとされています。


左右に描かれているのはナーガ、インドで広く崇拝されていた蛇神。竜王、水の精ともいわれ、脱皮をすることから不死のシンボルともいわれています。


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柱にも美しい文様が彫られています。


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白鳥に乗ったブラフマー神。左右で手を挙げているのはシンハ(獅子、ライオン)


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バンテアイ・スレイはヒンドゥ教の寺院です。

ヒンドゥ教について、ちょっと調べてみました。

ヒンドゥー教はバラモン教から聖典やカースト制度を引き継ぎ、土着の神々や崇拝様式を吸収しながら徐々に形成されてきた多神教。 紀元前2000年頃にアーリア人がイランからインド北西部に侵入、彼らは前1500年頃ヴェーダ聖典を成立させ、これに基づくバラモン教を信仰した。紀元前5世紀ごろに政治的な変化や仏教の隆盛がありバラモン教は変貌を迫られた。その結果 バラモン教は民間の宗教を受け入れ同化してヒンドゥー教へと変化して行く。
神々への信仰と同時に輪廻や解脱といった独特な概念を有し、四住期に代表される生活様式、カースト制等を特徴とする宗教。つまり、人が何度も転生し、動物なども含めた生類に生まれ変わる、生前の行い(カルマ)の結果がより位の高いものへと生まれ変わる。

三大主神は
ブラフマー神:世界の創造を司る神。四面四腕で聖鳥ハンサにまたがる。仏教では梵天。

ヴィシュヌ神:世界の維持を司る神。鳥神ガルーダに乗る。世界を救うため多数の化身をし、10代化身が有名です。不老不死の薬のために大亀になったり、巨大な魚になり人を洪水から救ったり、小人や猪や人獅子になって魔族をやっつけたり。
仏教の開祖である釈迦牟尼(ブッダ)はヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の9番目の化身とされ、魔族に悪い教え「仏教」を伝えて破滅させたと。

シヴァ神:世界の破壊と創造を司る神。乗り物は牡牛のナンディン。シヴァ神も数多く変化し、多数の名前をもちます。
シヴァは踊りの神様。 彼の踊りは宇宙のリズムであり、彼の踊りは世界を滅ぼし、また再生へと導いていく。 印度では、古代から歌と踊りが神聖なものとして重要視されてきました。
それから、シヴァの象徴はなんと男根(リンガ)、これは生命力と豊穣のシンボル。シヴァ系のお寺には、石の棒が祀られ、棒の下にある台は女性器を意味しています。
大黒天はシヴァ神が世界を破壊するときの恐ろしい黒い姿。日本では古くから神道の神である大国主と混同され、習合して、豊穣の面が残り、微笑の相が加えられて現在よく知られる像容となりました。

他にも多数の神様がいて、
ラクシュミーはヴィシュヌ神の神妃、富と幸運の女神。北伝仏教では吉祥天。
パールヴァティーはシヴァ神の神妃、穏やかで心優しいが、化身で戦いの神になります。
サラスヴァティーはブラフマー神の神妃、北伝仏教では弁才天。
ガネーシャはシヴァ神の子供で象の頭を持つ神、富と繁栄、智恵と学問を司る。
またハヌマーンという外見が猿の神は身体の大きさを自由に変えられ、孫悟空の元になったと考えられています。
インドラ神は、雷神、天空神。古くバラモン教の時代には盛んに信仰された。北伝仏教では帝釈天。

いっぱい神様がいるのって、なんだか楽しくてわくわくします。


破風の先端が渦巻き状になっているのも、ここの特徴だそうです。


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破風の中央に描かれているのは、カーラに座るヴィシュヌ神。



踊るシヴァ神。


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この破風に描かれているのは、「マハーバーラタ」というインドの神話の「ヴリンダーヴァンを襲う豪雨」のレリーフ。


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上段には象に乗ったインドラ神が恵の雨を降らせている場面。


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塔の前で守護する像もいくつかの種類がありました。


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日本の民話に出てくる河童にそっくり。今にも立ち上がって歩き出しそうです。


参道にはシヴァ神の象徴、リンガが並んでいます。


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バンデアイ・スレイは神話のレリーフだけでなく、美しいデヴァター神(女神)でも有名。


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東洋のモナリザと称賛されているそうです。


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このバンテアイ・スレイは地元の人により発見された遺跡。発見はアンコール・ワットより50年後、密林の中から見つかった、と言うより土に埋もれていたそうで、野焼きをしていて見つけたので遺跡に焼けた跡などが残っているそうです。
1930年代に修復されまさうが、フランス人が彫刻を盗んだことで一躍有名となり、今は返還されて元の位置に治まっています。綱が張られてそばに寄ることはできない、望遠レンズで撮りました。


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昼食後は、いったんホテルに戻り、休憩。
ホテルは、エンプレスアンコールホテル。清潔な感じの良い、朝食も美味しいホテルでした。


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ホテルの前庭。


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裏に続く廊下。

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休憩後はいよいよアンコールワットへ。

続きはまた。

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